テキストを使わないキッズレッスン

投稿日:

PRIMのこども英会話レッスンではテキストを一切使用していません。それは、言葉はいろいろな体験・経験の中で得ていくものだと思うからです。

テキストのような2次元の世界で言葉を学んでいては、こどもの豊かな言語習得能力を生かし切れないと思うのです。

テキストを全否定するわけではありませんが、個人的には言葉はもっと自由に自然に楽しく学んでいけるものだと信じています。

テキストで学ぶことが適していると思えるのはやはり中学生頃からです。この頃になると、左脳優位の勉強法で効率よく言語を習得していきます。

しかし小学生、特に8歳頃まではいろいろな体験の中から言葉をピックアップしていくことができる貴重な時期なので、その時期を最大限に生かさない手はありません。

お勉強スタイルの中で言葉を学んでしまうと、正解が出せない場合、苦手意識を持ちやすくなります。でもおもちゃや絵本、歌、クラフトなど様々なアクティビティを通じて楽しく学んでいければ、間違えることや正解が出せない状況も抵抗なく楽しく乗り越えてしまいます。

人は楽しいと感じている時間では、驚くスピードでいろいろなものを吸収していきます。これは経験からも断言できます。「つまらない」「難しい」「飽きた」と思った瞬間、もう何も頭に入っていきません。
私もTOEICの勉強をし始めるとすぐ眠くなります(笑)

まず楽しいと思えること。好きになれること。これがなければ何も始まりません。

中にはよっぽどの精神力(大人だったら必要でしょうか笑)があって、つまらなくても気合いで覚えるぜって人もいるでしょうが、なかなかそううまくはいきません。
私も自分が好きなもの・興味があるもの以外、本当にひどい有り様です。(笑)
興味がないから覚える気にすらなれないのです。だから私達講師はまず、こども達に英語を好きになってもらわなくてはいけません。

どんなにプラン通りきっちりレッスンができても、こどもが楽しんでいなければ、それは講師の一人舞台で、自己満足に終わってしまいます。

主役はこども達です。
こども達が楽しく自然に言葉を学んでいけること。こども達が自ら学んでいける環境をつくること。講師はその手助けをする名脇役にならなくてはいけません。

こどもは言葉を学ぶ天才です。私達大人がどんなに努力しても得られない特別な感覚によって言葉を吸収していきます。こども達のその貴重な時期を、少しでも生かしてあげたいですね☆
#englishsalonprim