英語が話せるようになるにはどうしたらいいですか?という質問は英語講師が一番される質問だと思います。
その答えは「人によります」なんですが、どの人にも共通してお伝えしたいことが、英語を話せるようになるには必ず通る(通らなければならない)3ステップがあるということです。
その3つはこちらです。
①伝えたい・聞きたいことを明確にする
②伝え方・聞き方を学ぶ
③伝える・聞けるまで言い方を練習する
すごくシンプルなんです。
長くなりますので、今日は①についてだけお話させて頂きます。
まず「英語で伝えたい・聞きたい」のであれば、普段から「伝えたい・聞きたい状態」にいることが大切です。伝えたいことや聞きたいことがなければ、英会話する必要もないわけですから、、。
日本人は自分の意見を持つことをあまり教育されてきていません。それよりも空気を読んだり、周りと合わせたり、言われたことに従うということを主に教育されてきました。最近はその教育も少しずつ変わってきているそうですが、実感レベルではあまり劇的な変化は感じません(個人的な感覚ではありますが)。
自分はこれについてどう思うのか、
反対か賛成か、
その理由は何か、
自分の意見に共感してもらうにはどう伝えればいいか、
相手の意見と違った場合、自分の言葉でどう折り合いがつけられるのか、
疑問に思っていることは何か、
伝えたい気持ちや意見、情報は何か、
知りたい気持ちや意見、情報は何か、
などなど、、、
伝えたい!聞きたい!ことがあればあるほど、人はその方法(聞き方、伝え方)を学ぼうとしていきます。
これってなんて言うんだろう?これってどう聞くんだろう?がたくさんある人は、話せるようになる速度が飛躍的に早くなります。
まず、伝えたいことや聞きたいことを明確にしていくこと。これが最初のステップとしてとても大事なことだと思います。これがなければ、その方法を知る必要性も感じませんし、練習する気にもならないからです。
ステップ②や③は時間がかかりますし、かなりの努力が必要になってきます。これを達成するにはまず①の伝えたいこと、聞きたいことを明確に持つことです。まずはこれから始めてみてください^ ^
それができてくると、その方法を学ぶことや練習することに価値が上がり、達成するための努力も自然とできるはずです。
次回はステップ②「伝え方・聞き方を学ぶ」についてお話させて頂きます。