日本の英語教育はこの20年コミュニケーションに英語を使わなきゃいけない、会話が英語で出来なきゃいけないという企業からのプレッシャーもあり、とにかく会話を重視してきました。文法はあまり教えず会話にフォーカスしようと取り組んできました。
しかし結果はどうでしょう。
確かに英語を話せる若者は多くなりましたが、それは帰国子女や留学経験者、インターナショナルスクール生など、日常的に英語を話す環境で生活していた人が増えたからで、いわゆる日本の学校で日本語環境のみで育った若者の英語力が上がったわけではありません。
世界116ヶ国で外国語学習や留学などを手がけるEF社が発表している「EF英語能力指数」の2019年のランキングで、日本は53位となっていました。
2011年のデータでは14位でしたが、2019年には53位、、😣この結果からも若者の英語力が急落しているのがわかります。
語彙力がない、読み書きができない若者が増えているのです。そして話せる人も増えていない…😔
これは私達英語講師にとっても深刻な問題と捉えています。
そもそも指導の基準になっている英文法が、ネィティヴ英語と大きくずれているという根本的な問題があります。
次回に続く…