よく英語が苦手な方から、ボキャが足りなくて…と聞きますが、私は単語は中学と一部高校レベルのもので十分だと思っています。
ネイティブの会話の70%〜80%は基本動詞で成り立っていると言われています。
基本動詞とは、私達が中学1年生の一番最初に学んだ、誰もが知っているような簡単な(基本の)動詞です。
ネイティブは日常会話でこの基本動詞を本当によく使っています。一日中基本動詞が出できます。
基本動詞を学ぶときのポイントは、句動詞で覚えることです。
例えばput on、keep away、run outなど、
〈動詞＋前置詞または副詞〉の形が一つの動詞として意味を作り上げているものです。
get一つを取っても、get on、get along、get by、、と組み合わせを変えるだけで意味はどんどん広がります。
ネイティブはこの句動詞で会話をしているため、基本動詞だけでもかなりの日常会話が成立するのです。
整理していないクローゼットに新しい服を詰め込んだらさらにグチャグチャになりますよね。ボキャブラリーが足りないと思って闇雲に単語練習しても、結局量が増えた分だけ混乱して、取り出す(会話として活用する)のが難しくなります。
頭のクローゼットに新しい英単語を入れる前に、きちんと整理をして取り出しやすい状態を作りましょう。単語を増やすのはその後です。
まずはネイティブがよく使う基本動詞の活用から始めてみてください。
基本動詞を使いこなすことが英会話上達のキーです☆